ジャンドの話だよ1

2013年1月22日
全部書こうとしたら文字制限ひっかかったから2部構成で(^ω^)

これの前の日記が2になってるからこっちから読んでね(^ω^)(^ω^)
ジャンドに勝ちたい

唐突だけど


モバマスの話しかしなかった日があるから今回は逆にMTGの話しかしないよ

PTQシーズンに入ってモダン人口も増えてきたみなさまに届けるアンチジャンド日記(^ω^)

モダンって8版まで使えるから色んなデッキが存在出来るのかと思いきや実はそうではなく
ジャンドに勝率が6割乗らないデッキは実はトーナメントシーンに存在しない というか出来ない仕組みになってる
RTRが入ってからは本格的にジャンドばっかりになって一躍トップメタに
プロツアーで準優勝を皮切りにGP三連覇と破竹の勢いでモダン界を支配するジャンドのお話です

・ジャンドとは
基本的に赤黒緑で組まれた1〜4マナ域の血編みからのアドバンテージで優位に立つボードコントロールグッドスタッフデッキのことを総称して「ジャンド」とモダンでは呼ぶ だから白が入ったり青が入っても血編みからのボードアドバンテージを使うデッキはジャンド トライバルzooもやってることは似てるけど向こうは自分が最良の回りをすることを意識するけどジャンドはボードコントロールデッキでありライフを詰める動きを滅多にしないから少し違う
ジャンドの強みは1対1以上をしかけるスペルしか入っていないこと 土地ですらフィニッシュ手段になりうる 最終的には1対1交換しにくいカード達で勝負を決めるアドバンテージデッキ

・ジャンドの変遷
ジャンド誕生はもうモダン成立時からあるアーキタイプだけど1強と呼ばれるまでになったのはRTRで死儀礼のシャーマンとかいうクソカードが刷られてからですね
今までもっさりしてた3マナ域がスムーズになったり消耗戦のときのフィニッシャーになったりとまさにジャンドのラストピースを手にいれてプロツアーはジャンドの海に

プロツアーラヴニカへの回帰準優勝

2 《沼》
1 《森》
1 《草むした墓》
2 《黄昏のぬかるみ》
1 《血の墓所》
4 《黒割れの崖》
1 《踏み鳴らされる地》
4 《樹上の村》
4 《新緑の地下墓地》
2 《湿地の干潟》
2 《霧深い雨林》
-土地(24)-

4 《死儀礼のシャーマン》
4 《闇の腹心》
4 《タルモゴイフ》
3 《台所の嫌がらせ屋》
4 《血編み髪のエルフ》
-クリーチャー(19)-
4 《稲妻》
3 《コジレックの審問》
3 《思考囲い》
2 《夜の犠牲》
1 《突然の衰微》
4 《ヴェールのリリアナ》
-呪文(17)-
1 《突然の衰微》
1 《ジャンドの魔除け》
2 《古えの遺恨》
2 《墓掘りの檻》
2 《紅蓮地獄》
3 《殺戮遊戯》
2 《オリヴィア・ヴォルダーレン》
2 《殴打頭蓋》
-サイドボード(15)-



惜しくもジャンドはこのとき優勝を逃したけど間違いなく持ち込まれたデッキタイプの中で最も多かったのはジャンド
そのポテンシャルの高さを世界に見せつけた

そこからジャンドはもはやモダンを語る上で外せなくなった
GPの結果をみればやれジャンド ジャンド用のサイドボードに何がいいのかとかモダンでは連日そんか話ばかり

サンプル白ジャンド

4《黒割れの崖/Blackcleave Cliffs》
1《血の墓所/Blood Crypt》
1《森/Forest》
1《神無き祭殿/Godless Shrine》
4《湿地の干潟/Marsh Flats》
1《草むした墓/Overgrown Tomb》
1《平地/Plains》
4《怒り狂う山峡/Raging Ravine》
1《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
1《沼/Swamp》
1《樹上の村/Treetop Village》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
24 Lands
4《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
4《闇の腹心/Dark Confidant》
4《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
16 Creatures
2《突然の衰微/Abrupt Decay》
4《稲妻/Lightning Bolt》
2《終止/Terminate》
2《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
4《未練ある魂/Lingering Souls》
3《思考囲い/Thoughtseize》
3《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
20 Spells

60 Mainbord Cards
1《古えの遺恨/Ancient Grudge》
4《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》
1《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
1《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
1《オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldaren》
3《ラクドスの魔除け/Rakdos Charm》
2《法の定め/Rule of Law》
2《粉砕の嵐/Shatterstorm》
15 Sideboard Cards

またこの頃にジャンドに勝つために白をタッチしたジャンドが開発される
元はキッチンがあった枠に未練ある魂が入る
この着想はただでさえマナベースのタイトなジャンドにとっては目から鱗ではあったが同型に対してトークンがブロックされない、または相手のタルモをチャンプして時間稼ぎが出来る、サイドから苦手なデッキに対してのサイドボードが取れると既存のジャンドを更にもう一段上のデッキへと押し上げたアプローチだった

GPトロント優勝

4《黒割れの崖/Blackcleave Cliffs》
1《血の墓所/Blood Crypt》
1《火の灯る茂み/Fire-Lit Thicket》
1《森/Forest》
1《神無き祭殿/Godless Shrine》
4《湿地の干潟/Marsh Flats》
1《草むした墓/Overgrown Tomb》
3《怒り狂う山峡/Raging Ravine》
1《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
1《沼/Swamp》
1《寺院の庭/Temple Garden》
1《樹上の村/Treetop Village》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
24 Lands
4《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
2《闇の腹心/Dark Confidant》
4《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
1《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
2《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
2《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
2《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite》
21 Creatures
2《四肢切断/Dismember》
4《稲妻/Lightning Bolt》
2《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
2《未練ある魂/Lingering Souls》
2《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
3《思考囲い/Thoughtseize》
15 Spells

60 Mainbord Cards
2《暗黒破/Darkblast》
1《四肢切断/Dismember》
1《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
2《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
1《未練ある魂/Lingering Souls》
1《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
3《ラクドスの魔除け/Rakdos Charm》
2《法の定め/Rule of Law》
2《殺戮遊戯/Slaughter Games》
15 Sideboard Cards

そして迎えたGPトロント
決勝はもちろんジャンド同士のミラーマッチ
しかしその優勝したジャンドは僕達を驚かせるレシピだった 睡蓮のコブラと雷口のヘルカイト
どちらもスタンの時にはよく見た顔ぶれだがよもやモダンのGPの決勝でこの2体の活躍を見るとは思いもしなかった そう、環境はジャンドがメインに5マナの生物を入れるほどに未練ある魂が流行っていたのだ
白ジャンドにアド差で勝つために瞬唱の魔導士をタッチした青タッチ白ジャンドなんていうのもあったくらいジャンドがごった返していた

年が開けてPTQシーズンが始まった
やはりここでも考えなければならないのはジャンドだ 年が開けたってやつらがトップメタであることは変わらない

PTQ浜松1位

Yuuta Takahashi

deck name Colors/Dance

main
Deathrite Shaman / 死儀礼のシャーマン 4
Dark Confidant / 闇の腹心 4
Tarmogoyf / タルモゴイフ 4
Bloodbraid Elf / 血編み髪のエルフ 4
Huntmaster of the Fells / / Ravager of the Fells / 高原の狩りの達人 / / 高原の荒廃者 2

Thoughtseize / 思考囲い 4
Inquisition of Kozilek/コジレックの審問 2
Lightning Bolt / 稲妻 4
Terminate / 終止 2
Abrupt Decay / 突然の衰微 2
Liliana of the Veil / ヴェールのリリアナ 4

Blackcleave Cliffs / 黒割れの崖 4
Copperline Gorge / 銅線の地溝 2
Verdant Catacombs/新緑の地下墓地 4
Marsh Flats / 湿地の干潟 4
Forest / 森 1
Swamp / 沼 2
Stomping Ground / 踏み鳴らされる地 1
Overgrown Tomb / 草むした墓 1
Blood Crypt / 血の墓所 1
Treetop Village / 樹上の村 4
-

side
Duress / 強迫 2
Golgari Charm / ゴルガリの魔除け 3
Rakdos Charm / ラクドスの魔除け 2
Ancient Grudge / 古えの遺恨 2
Anathemancer / 呪詛術士 4
Olivia Voldaren / オリヴィア・ヴォルダーレン 1


リストこそないが先日の土浦PTQを抜けたのもジャンドらしい
今のジャンドはジャンドに強いデッキに強い白ジャンドが流行り出し白ジャンドに勝つためのライフを詰める純正色のジャンドが再び猛威を振るっている 白ジャンドがいたせいで勝ちにくかった無色トロンやストーム等の赤青系コンボが減ったのも純正ジャンドには追い風だろう

これから僕達がモダンをやり続けようと思うなら
常に念頭に置かなければいけないデッキ それがジャンドだ

ではその2の項では実際にジャンドに有利なデッキに触れ、考えてみよう

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